企業法務の弁護士とした活躍した後、最高裁判事となり、その後、現在に至るも、唯一人の「弁護士出身の最高裁長官」となる。彼は、熱心な「無教会主義キリスト教」の信徒であり、毎日曜に聖書研究会を続けていた。その信仰は、いわゆる「
津地鎮祭訴訟」判決における、異例の「長官の反対意見・補足反対意見」(津市による地鎮祭主催は政教分離を定める憲法違反との立場。藤林・団藤など違憲派5人に対し、合憲派10人)となって現れる。後に、彼は、「自らの法律家としての人生は、まさに、この判決のためにあったようなもの」と回述しているほど、この判決の執筆に力を入れたと言われる。