しかし近年、「磯焼け」の人的影響の部分が定義として薄れる傾向にあり、海藻の減少と生態系の激変、あるいは海藻の減少のみを指すことも珍しくなくなってきている。この定義の「磯焼け」に対応するのが"sea desert"(海の砂漠、海の砂漠化)である。
何らかの原因によって、比較的浅い海域の全部の海草(
藻場)、もしくは一部の海草(藻場の一部)が消失したまま回復しないで、そのまま持続することがある。すると、藻場の消失により海藻類(ワカメやコンブ)の採集ができなくなったり、藻場で生活する水棲生物(アワビや
サザエ等)あるいは磯魚(
カサゴや
メバルなど)などの水産資源が大きく減少してしまう。水産資源の減少は漁業に直接的な打撃を与え、経済的な打撃をも受ける。