何をもって発見とするかについては、その対象によってやや異なる。事物であれば、問題は比較的簡単で、それまで誰も見たことのなかったものを見つけることが発見である。たとえば
冥王星の発見などはこれに当たる。それに対して、
コロンブスによるアメリカ大陸発見となると、これはヨーロッパ文明にとってのそれを発見と称している。すでに
先住民がおり、あるいは他系統の文明では知られていた場所であっても、ヨーロッパ文明がそれを見つけた時点をもって発見と称される。遺跡などもこの例が多く、これらは西欧文明の主観的な判断といってよい。ただし、あまりに古いものや、その地域でも忘れ去られていた遺跡に関してはこの限りではない。
科学上の発見は、一般にはそれを記述した論文の公開をもって成立する。優れた発見は発見者の業績であるから、時に先取権争いが発生する。もっとも、特に新しい発見の場合、それが他者によって追認されない限り認められない場合もある。