特に、一日の最初に取引された株価は
始値(はじめね、opening price)、最後に取引された株価は
終値(おわりね、closing price)といい、
立会時間中で最も高い株価を
高値(たかね、high price)、最も安い株価を
安値(やすね、low price)と呼ぶ。これらの四つの値を合わせて
四本値(よんほんね)と呼び、一日の株価の変動を見るための重要な値とみなされている。また、
証券取引所内で売買取引をする際の株価を
呼び値とも表現する。
株価は市場の原理に従って変動するが、あまりにも急速な変動は投資家が不測の損害を被ると考えられ、一日に変動できる株価は一定の範囲に制限されている。この制限が
値幅制限で、株価が
値幅制限の限界まで急騰・暴落することをそれぞれ
ストップ高・
ストップ安という(ただし、株式が上場された初日において、始値が決定されるまでの間には
値幅制限がない)。また、株価の変動は、時々の株価によって決まる
呼び値単位を最小単位として変動する。
日本の株式市場における株価の決定方式は、大きく二つに分けることができる。一つはオークション方式といい、売買当事者が希望する価格と数量を
証券取引所に告げることにより、証券取引所側で約定を行うもので、日本では一般に使用されている決定方式である。もう一つは
マーケットメイク方式といい、
マーケットメイカーとなった証券会社が、確実に成立する気配値を出して売り方と買い方を募るもので、日本ではごく一部の
銘柄において採用されている方式である。