柑橘類の
果実は食用とされる。果実の「爽やかな香り」と「甘酸っぱい味」が特徴。甘い種類は生食・
ジュースや製菓材料として、酸味が強い種類は菓子のほか料理の酸味づけとして世界各地で広く利用される。
オレンジや
レモンのように世界的にポピュラーなものもあれば、地域ごとに特色のある柑橘類が存在し利用方法も様々である。
果実は10個前後の小袋が放射状に並んだ形状をしており、小袋をじょうのう(?嚢)、小袋の薄皮をじょうのう膜、小袋の中身(いわゆる果肉)を砂じょう(砂?)と呼ぶ。じょうのう膜は食べることができるが、種類によって厚さが異なり、また食習慣・好みによって取り除かれることがある。
果皮の表面には直径1ミリメートル程度の球形の油胞が無数に存在し、
リモネンをはじめとする精油が含まれている。一般に油胞には果肉よりも豊富な香り成分が含まれるが、苦味がある。果皮の内側は白く柔らかい綿状または繊維質をしており
アルベドと呼ばれる。
レモンや
ユズのように表面を薄く剥いたりすり下ろして菓子や料理の風味づけに使ったり、アルベドも含めて砂糖漬けや
マーマレードにしたり、あるいは乾燥させて食用にする。