表音文字を使う言語でも同音異字の多いものがある。特に顕著なのが
英語で、meetとmeat、theirとthere、noとknow、ironとionなどかなり多い。これらの多くは、もともと異なる
発音だったものが歴史的に変化して同じ発音になったものである。ただしtoとtoo、flowerとflourのように同じ単語から
意味が分化し、区別のために異字とされたものもある、同様に古い
綴りが保たれているために同音異字となる例は他の言語にも多く、例えば日本語の
歴史的仮名遣いにも今日(けふ)、教(けう)、京・経(きやう)などの区別がある。
現代仮名遣いではそれらの多くについて区別がつかなくなっているが、使用頻度が多く漢字では書けない
助詞については「は」・「へ」・「を」のように歴史的仮名遣いを踏襲している。このように特定の場合だけ古い綴りを残した例も、
ロシア語・
朝鮮語など、いくつかの言語の
正書法に見られる。