梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種であり、日本国内で生産される国産梅の6割は和歌山県産である。
果樹王国紀州和歌山のブランド梅であるだけでなく、梅のトップブランドとしてその名は知られている。果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめであり、果肉が厚くて柔らかいのが特徴。おもに
梅干しや
梅酒に加工される。和歌山県の
みなべ町が発祥の地であり、かつ生産量も多い。2006年に
みなべいなみ農業協同組合が地域団体商標制度による商標登録に「紀州みなべの南高梅」を出願し、同年
特許庁より認定された。
南高梅を使用した梅干しは最高級品とされ、中国産の梅を加工した梅干しに比べて2倍以上の価格差がつくことが多いとされる。価格が高くなる原因としてはその味や食感などもさることながら、果肉が柔らかいために潰れやすく、
オートメーション(機械化)にあまり適さないことも挙げられる。ただし高級志向の高まりもあって南高梅を求める消費者は多く、中国産など安価なものは梅肉加工用やおにぎり加工用等が主であるが、ギフトにおいては南高梅が主となっている。