リゾチーム(Lysozyme,EC 3.2.1.17)とは、
真正細菌の
細胞壁を構成する
多糖類を
加水分解する
酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。
ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。工業的には
卵白から
抽出したリゾチームが
食品や
医薬品に応用されている。この酵素は
1922年に
アレクサンダー・フレミング(ペニシリンの発見でノーベル医学生理学賞を受賞した著明な細菌学者、Alexander Fleming)によって発見され、溶菌をあらわすlysisと、酵素をあらわすenzymeからLysozymeと命名された。