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「モエビ科」||レシピ-master.com (05/27update)

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モエビ科 Hippolytidae
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シロボシアカモエビ Lysmata debelius
脚が白くホワイトソックスとも呼ばれる
分類
界:動物界 Animalia
門:節足動物門 Arthropoda
亜門:甲殻亜門 Crustacea
綱:エビ綱(軟甲綱) Malacostraca
目:エビ目(十脚目) Decapoda
亜目:エビ亜目(抱卵亜目) Pleocyemata
下目:コエビ下目 Caridea
上科:テッポウエビ上科 Alpheoidea
Rafinesque, 1815
科:モエビ科
Dana, 1852
下位分類
参照
モエビ科(-か)Hippolytidae は、エビの分類群の一つ。アシナガモエビコシマガリモエビアカシマシラヒゲエビイソギンチャクモエビイバラモエビなど、生の多種多様なエビを含む。
総称として「モエビ」も用いられるが、標準和名モエビクルマエビ科の一種 Metapenaeus moyebi (Kishinouye, 1896) を指し、さらに方言では小エビの総称として広く用いられるので注意を要する。

◆特徴
全ての種類が海生で、熱帯から寒帯汽水域から深海まで、それぞれの環境に適応した多くの種類がある。大きさは1cmくらいのものから10cmを超えるものまで様々で、外見も種類によって変異に富む。成体はあまり泳がず、海中の岩石や海藻(海草)、サンゴなどの陰に潜むため「モエビ」(藻蝦)の和名が充てられたとみられる。
のまわりにある3対の顎脚のうち、外側の第3顎脚が大きく発達する。このため歩脚が6対12本あるようにも見える。5対の歩脚のうち、前の2対は先端に小さなはさみがある。第1歩脚が他の脚より太くがっしりするのに対し、第2歩脚は他の脚よりも細長い。第2歩脚が細長い鋏脚なのは同じ上科のテッポウエビ科などにも共通する。
腹部は中央から下方に折れた、いわゆる「が曲がった」体型で、体つきは太短いものが多い。複眼の間に伸びる額角は種類によって様々な形があるが、のようなが発達するものが多い。深海性のトゲモエビ、トゲトゲモエビ、トサカモエビ、イバラモエビなどは額角だけでなく頭胸甲上にも大きな棘がモヒカン刈りのように並び、和名もその点に由来する。その一方、イソギンチャクモエビのように額角が短く棘もほとんど目立たない種類もいる。

◆生態の多様性
モエビ科は浅海性の種類と深海性の種類が同じ属に分類される例もあり、海のあらゆる環境に適応放散したグループである。
インド洋と西太平洋沿岸のマングローブ域にはキノボリエビという種類がいて、潮が引いたマングローブで、和名通り湿った木のによじ登って藻類を食べる。エビ類では非常に珍しい半陸生の生態を示す。
海岸では各地域の環境に適応した多数の小型種が生息し、例えば日本ではアシナガモエビ、ヤマトモエビなどがよく見られる。内湾のアマモ場に生息するコシマガリモエビ、ツノモエビ、ホソモエビなどは前後に細長い体型と色の体色が特徴で、これらはアマモの茂みに紛れて擬態している。
大型動物と共生するものもいて、特にサンゴ礁域では、クラゲにつくクラゲモエビやタコクラゲモエビ、サンゴにつくサンゴモエビ、大型イソギンチャクにつくイソギンチャクモエビやバルスイバラモエビ、ウミシダにつくコマチイバラモエビなど多くの共生エビが生息する。共生エビは多くの種類があるが、モエビ科は体色が鮮やかで、あまり共生動物の体内には入らず、体表や周囲に見られるものばかりである。
また、同じくサンゴ礁に生息するアカシマシラヒゲエビやシロボシアカモエビなどは岩陰に生息し、ウツボハタなど大型魚の体表を掃除する。これらはスキューバダイビング水族館での観察対象としても人気がある。
深海では小型種に加え、トゲモエビ、キシノウエモエビ(モエビモドキ)、イバラモエビなどの大型種が生息する。大型種はヒゲナガエビチヒロエビ類、ホッコクアカエビタラバエビなどと共に漁獲され、食用になる。
画像:Beaded Sea Anenome with Thor shrimp.jpg|イソギンチャクモエビ Thor amboinensis 大型イソギンチャクと共生する
画像:Lysmata amboinensis.jpg|アカシマシラヒゲエビ Lysmata amboinensis アカスジモエビとも呼ばれる。太平洋とインド洋の熱帯域に広く分布する

◆分類
40ほどの属に分けられる。