しかし
17世紀に入ると、新教国
オランダや
イギリスも七つの海に進出を始め、ポルトガルと競合するようになる。特にオランダはスペインに対する
独立戦争を展開しており、当時スペインと同じ
君主を戴いていたポルトガルの
ガレオン船を拿捕したり、マラッカなどのポルトガル植民地を占領して行った。日本の禁教と
鎖国も新教国オランダの反ポルトガル陰謀と言えなくもない。このため17世紀後半以後ポルトガルのアジア貿易は衰退したが、
南米大陸ブラジルの植民に力を注ぎ、
18世紀には
ブラジルで
金が盛んに産出されてポルトガルは再び黄金時代を迎えることになる。ただし、
1703年にイギリスと結んだ
メシュエン条約は、結果として金の流出を招き、ポルトガル本国には、それ程、経済的な恩恵を与える事が出来なかった(
非公式帝国)。