別荘の
ストローベリ・ヒルを改築して(工事は1750年頃から数十年にわたった)、自分好みの中世
ゴシック風に仕立てたが、これが大変な評判になり、毎日見学者が来るほどであった。1757年からそこに印刷所をもうけ、自作やグレーその他友人の作品を次々と印刷出版した。また、ある日見た夢をもとに中世の古城を舞台にした幻想的な小説『オトラント城奇譚』(1764年)を書き、これも評判を呼んだ。ストローベリ・ヒルと『オトラント城奇譚』はイギリスにおける
ゴシック趣味の流行に決定的な影響を与えたと評されている。