本格的なものでは、脂ののった
白身の魚を数種類、
ムール貝に
ハマグリ、
オマール海老などに
ハーブ類(
フェンネル、
ローズマリー、
ディル、それから特に
サフラン)をたっぷり加えて煮込む。仕上がると海鮮風味の黄色い濃厚なスープができあがる。
トマト風味を加えることもあるが王道はサフランである。サフランには薬用
クロッカスの別名もあり、風邪などにも効果があることから、
薬膳鍋といった趣もある。大勢で囲んで食べたりするというところは、日本の
鍋料理に共通したところがあるかもしれない。味は
たらちりに野菜などの具を混ぜない状態(たら、カキなどの海鮮の具のみ)に
ブイヨンを落としたような味である。これを世界三大スープに含むのなら、日本の海鮮スープのたらちりも入れるべきというくらい
出汁の味が似ている。