最大で全長91 cm、体重1,400 g に達する。
マダラよりは小さい。背中側の体色は褐色で、まだら模様が繋がった2本の縦帯模様がある。腹側は白色。タラ類に共通の特徴である、3基の背鰭と2基の臀鰭
(しりびれ)をもつ。外見はマダラや
コマイに似るが、スケトウダラは目が大きく、下顎が上顎より前に出ており、口ひげはほとんど目立たない。
一般に
スケソあるいは
スケソウとも呼ばれ、その名の由来には諸説があるが、一説に、
佐渡の近海で多くとれることから、「佐・渡」を「スケ・ト」と読み替えたことからこの名が生まれたという。地方によりさまざまな呼び名があり、
新潟県で「スケトウ」、「ナツトオダラ」、「ヨイダラ」、
富山県で「キジダラ」、「キダラ」、「シラミダラ」などと呼ばれるほか、「メンタイ」「ミンタイ」などと呼ぶ地域もあり、「
明太子(めんたいこ)」の名はここから来ている。また、2,3歳くらいの未成魚を「ピンスケ」、それより小さいものを「マゴスケ」などと呼び分けることもある。学名の
Theragra chalcogramma は、「
オットセイのえさとなる
真鍮色の模様」という意味をもつ。
朝鮮語では「ミョンテ」(、明太)、
ロシア語では「ミンターイ」()と呼ばれる。
ただしスケトウダラはほとんどの場合
寄生虫を保有しており、内臓・筋肉ともに生食は危険である。
アニサキスの一種はスケトウダラを中間宿主としているので、その幼体が多く見られる。アニサキスは人の体内では成長・繁殖は行わないものの、虫が消化管の上皮組織に侵入すると激しい腹痛や嘔吐などの症状が現れる。生のスケトウダラを食べる場合には事前に十分に加熱するか、凍結(
摂氏-20度以下で24時間以上)させることが必要である。他に
ニベリニアなども多い。