体長は最大で2 m に達するが、普通は1 m 前後である。ただ、
アシロの仲間の中では非常に大きくなる種であることは間違いない。体型はウナギのような円筒形に近いが、胴体は大きく太っており、尾部に向かうにつれて細くなっていく。背鰭
(せびれ)・尾鰭
(おびれ)・臀鰭
(しりびれ)はつながって、横から見ると体の後半部を縁取るような形になっている。体色は全体的に薄いピンク色で、背側は褐色、腹側は白色に近い。また背側にはいくつかの濃褐色の斑紋や帯状模様が見られる。目は比較的小さく、口にはヒゲがある。
1970年代頃から日本にも輸入されるようになった。しかし一般にはなじみのない魚であったため以前は「アマダイ」という名称で売られていたが、平成15年4月から運用を開始した
水産庁の
「魚介類の名称のガイドライン」に基づき、消費者に優良誤認を与えるとの理由から現在ではその名称を使うことは禁止されている。ガイドラインでは、使用可能な名称は「キングクリップ」とされている。なお、日本で古くから知られている
スズキ目キツネアマダイ科の
アマダイ(
アカアマダイなど)とは全くの別種である。同様の事態は他の外来種でも起こっており、例えば「ギンムツ(銀ムツ)」が禁止され「
マジェランアイナメ」もしくは「メロ」になるなど、高級魚を使った紛らわしい名称から一般的な名称(標準和名や原産国での名称)に変更された例は多い。