多くの種類があるカタツムリの中で一般に食用に供されるものは主に
リンゴマイマイ(別名エスカルゴ・ド・ブルゴーニュ、
Helix pomatia)と
プティ・グリ(petit-gris、
Helix aspersa)の二種類のみである。食用カタツムリとして流通しているものはほとんどが穀物などの飼料を与えて養殖したものであるが、
葡萄畑などに生息する食用に適した野生のカタツムリが利用される場合も稀にある。野生のカタツムリを材料とする場合はどんな餌を食べていたのかわからないので、数日間絶食させるか清浄な餌を与えて、消化管に残っている未消化物などを排泄させる処理が必要となる。
盛り付ける際に、一度殻から取り出した身を再度殻に戻す事が多く、殻入りの場合は専用のトングで殻を挟んでからフォークで身を取り出して食べる。殻を利用しない盛り付けでは、半球状の窪みを数箇所もつ
たこ焼き器に似た専用の皿を用いて、窪みの一つ一つにエスカルゴの身とエスカルゴバターを入れて熱々の状態で食卓に供される場合が多い。