イノシン酸のナトリウム塩(イノシン酸ナトリウム)は、代表的なうま味成分のひとつかつお節の旨味成分であり、うま味調味料として重要である。核酸系調味料の多くはシイタケ旨味成分である5'-GMPと5'-IMPの混合物であり、工業的には酵母のRNAを原料にして、アオカビのヌクレアーゼP1(EC. 3.1.30.1)を作用させて5'-GMPと5'-AMPの混合物にし、コウジ菌のAMPデアミナーゼで5'-AMPのみを5'-IMPに転換して酵素的に核酸系調味料を製造している。一島英治、『酵素の化学』p183 ISBN 4-254-14555-1