店の数は大阪が圧倒的に多い。たこ焼きと同時に
お好み焼きを扱う
店舗も多く、
初詣や
祭り等では
屋台も多く現れる。店内飲食のテーブル席を設けた店舗も多くあるが、ほとんどの店舗は
持ち帰りができ、持ち帰り専門の店舗も少なくない。また最近では
大型商業施設の
テナントとして、たこ焼き専門の店も多く進出し、入り口付近に店を構え、買い物ついでに集客している。この他、
昭和時代から
子供が多く集まる
駄菓子店などでも焼かれている事があるが、そのような店は減少傾向にある。「大阪ではたこ焼き用鉄板は嫁入り道具の一つ」と誇張したことが言われる程、大阪出身の
家庭でのたこ焼き用の
鉄板や
道具の所持率、
男女を問わずたこ焼きの作り方を知っている人が多い事からみても、たこ焼きの人気は高いものである。この為、たこ焼きには欠かせない小さく角形に刻んだ
紅生姜などは、近畿圏では昭和の中頃から
瓶詰めにして多くの店で販売されていた。
京都や
関東などでは刻み
キャベツを入れるなどのものも存在するが、たこ焼きの生地はお好み焼きに比べると非常に(小麦粉の濃度が)薄く、キャベツを入れるとかなり固めに焼かなければ固まらなくなるため、大阪で好まれるとろみのある食感は出せなくなる。
日本国外に進出したたこ焼き店も見られるが、
地中海沿岸地域(
南欧)や
メキシコ以外ではタコを食べる習慣がないため、現地で受け入れられるような
食材を代わりに入れるか、あるいは具を入れないで焼き上げたものが売られている場合がある。
専門店のたこ焼きは、表面の皮状の部分が薄くやや堅い状態に焼け、内部が
もんじゃ焼きのようにとろみのあるものが人気がある。ただし本場の大阪では外側のクリスピーな
食感は好まれず、表面の皮状の部分も柔らかく、成形した形を保てる限度の焼き加減が好まれる。